【八日目と九日目】自転車で瀬戸内海を二周しました
8月15日
瀬戸内海二周目スタート!
さすがに二回もしまなみ海道の60kmは漕ぎたくないので、今治までフェリーで行く。
まずは、三原港から因島の重井港へ。
自転車の前輪がなぜかカッスカスだったので、ワンタッチ式の空気入れで補充。
小さい携帯用の空気入れは持っているが、すごい疲れるのでワンタッチ式は偉大。
始発のフェリーに乗ったので、船上から朝日が見えた。
それをみながら、お母さんに作ってもらったお弁当を食べる。
最高!
因島の重井港からは10km弱島内を自転車に乗って、土生港でまたフェリーに乗る。
自転車を漕いでいたら、また前輪がカッスカスに。これはパンクだ!
土生港発のフェリーは2時間おきなので、急ぎたかったけど仕方がない。諦めてパンク修理をした。
コンビニの前で修理していると、夜勤明けのおじさんが手伝ってくれて、ポカリまでいただく。
2本も! ありがとうございます
タイヤに空気を入れて、次のフェリーまであと30分というところで、日本一周をしている友人から『因島にいるんだよね』と連絡が。
生口橋の下で待ち合わせ。
すでに九州、中国地方を制覇して、これから近畿地方に行くという彼の尻は痔らしい。ずっと原付に乗るのも大変だ。
二人でアイスを買いに近くのコンビニに行くと、色々ハイパー。
まず、古本屋と合体していた。テニプリの品揃えが良くて、しかも50円。
そして、イートインスペースも完備。
ここでアイスを食べていると、超ハイパーなものを発見。
なんと、カラオケボックスまであるのだ!
料金は1時間250円。
因島でカラオケをするという経験はなかなかないと思い、しっかり歌ってきた。
しまなみ海道ルートで道後温泉に行く友人とは一旦別れ、そろそろフェリーに乗る。
土生港で時刻表を見ると、次に来る船は自転車を持って乗れないらしい。
また2時間待ちだ。仕方がないので、昼食を食べにお店を探す。
つらつらと自転車を漕ぎ、発見したのはレトロな喫茶店。
店内に入ると、先に入っていたおじさんが『マコランチ』をオススメしてくれたので注文。
気合の入るご飯。といっても今日はほとんど船旅だけど
島でタクシーの運転手として働いているおじさんは、とても話し上手で面白い。しかも、おごってくれてサンキューすぎる。
昼食後は四度目の正直で、ようやくフェリーに乗れた。予定より6時間くらい遅れたが、早く着いても仕方がないので気にしない。
土生港から今治港に向かうフェリーは、橋の下をくぐる。
上を走るのも楽しいけど、下からの眺めも良いね。
テラス席で海と橋と島と空をゆるりと見ていたら、今治港に到着。
ここからは50kmほど自転車を漕いで、道後温泉に向かう。
海沿いのはまかぜ海道という一本道をひたすら漕ぐだけなのでラクちん。
途中、景色がとても綺麗でした。
道の駅で食べた、かき氷がフワフワ。愛媛のICE MONSTER!
キチンと自転車を漕ぐとウマいね。
夜になる前くらいに松山駅に到着。
先に着いていた友人と合流して、ホテルにチェックイン。
ここからは原付も自転車も置いて、路面電車を使う。
ホテルから道後温泉までは10分くらい。
雰囲気がとても良くて、ずっとお湯に浸かっていたかったけど、アチい。さっと入って、さっとあがるのが道後流らしい。
湯上りのご当地ビールが美味しかった。
大人になったね。
夜ご飯は、焼き鳥屋さんに。
家族で切り盛りしているお店。店主と息子さんが明治大学の野球部出身なので、店名『駿河台』だそう。
お任せ10本で、1000円。
美味しくて20本食べてしまった。
東京の友人となぜか松山でご飯を食べているのは不思議な気分。
明日は始発で岡山駅に行って、新幹線で帰る。自由席なので座れるか心配
おやすみなさい
8月16日
隣で寝ている友人を起こさないように、3時に起床。
松山駅から特急に乗る。
岡山駅まで3時間弱。瀬戸内海二周目は、ほぼこれ。
途中、瀬戸大橋を電車で渡ったけど、眠たくてあまり覚えていない。
新幹線は、のぞみを使ったほうが早く帰れるけど座れなさそうなので、ひかりに乗車。
ゆったり東京に帰ります。
一応、『自転車で瀬戸内海を二周しました』ということにしておいて。
(完)