ヒッチハイクで名古屋
ヒッチハイクで名古屋に行く。
名古屋が実家の友人が帰省するというので、泊まりに行く。
まずは、電車でヒッチハイクの聖地といわれる用賀駅へ。近くの東京ICから東名高速で名古屋駅に向かうのだ。
まずは海老名SAを目指します。
昨日、東急ハンズで購入したスケッチブックに『海老名』と書いて道路に立つ。
待つこと5分、一台のトラックが捕まった。ドライバーはガーナ人の男性で、これから鎌倉で仕事があるという。それが終わり次第で良ければ海老名まで送ってくれるとのこと。
急ぐ旅でもないので、車に乗せていただいた。
ガーナ人のドライバーは日本で高校の英語教師をしていたそうで、日本語が堪能。優しく、まじめな方でした。
お互いサッカーが好きで、鎌倉まではラジオでナビスコ杯決勝を聞きながら盛り上がる。鎌倉からはガーナのことをたくさん聞いた。いつか行ってみたいな
出発から3時間半、海老名SAに到着。
12時半に東京ICを出発して、海老名SAに到着したのが17時。暗くなるとスケッチブックを見てくれる人がいなくなるので、早く次の車を捕まえたい。
休憩もそこそこに、次のサービスエリア足柄SAをスケッチブックに書いて道路に立つ。
30分ほど待っていると、少し強面のおじさんに声をかけられた。仕事の帰り道で乗せてくれるという。
話すと、ぜんぜん怖い人ではなかった。話好きのおじさんで、足柄SAまでの30分はとても楽しかった。名古屋に向かう道は、東名高速と新東名高速の二種類があることも教えていただいた。
18時ごろ、足柄SAに到着。
この日はTシャツにパーカーの二枚しか着ていなかったのだが、メチャクチャ寒かった。ここは東名高速のなかで最も高い標高らしい。
もう周りは真っ暗だったので、スケッチブック作戦はあきらめた。次の大きなサービスエリアである、沼津か富士川方面に行く予定の人を探すために、たくさんの人に声をかけます。
30分くらい探していると、名古屋駅の二つ手前の駅まで行く男性グループに出会えた。一気にゴールまでいける!
乗車させていただいて『大府駅』というところまで連れて行ってもらう。
ドライバー達は横浜で開催されたハロウィンパーティーの帰り道らしい。
お土産用に買った中華団子をいただいたり、クイズをやったりと3時間のロングライドを笑い続けながら乗せていただいた。
餞別にポテチをもらって、大府駅に到着。
名古屋駅まで電車で15分。ヒッチハイク縛りでもないので、電車に乗る。
そして、ついに名古屋駅に到着。
友人は先に高速バスで到着しているはずだったが、まだ東京にいるらしい。家に泥棒が入って帰省どころではないそうだ。
ヒッチハイクをすることは初めての経験でしたが、とても楽しく、人の温かさを感じる旅でした。渋谷でハロウィンを楽しみたい気持ちも少しあったが、今日はそれ以上のものを得たと思う。
名古屋に一人。
明日、何しようかな。