ベッドタウン・ボウイ

渋谷から田園都市線で20分の郊外に住む大学生日記。

新潮社オフィシャル読書会

 

神楽坂にあるセレクトショップ『la kagu』で開催されたイベントに行った。

f:id:pontapple:20151113231119j:plain

『新潮社オフィシャル読書会』という、ゲストと課題図書についての感想やうんちく、その他いろいろをシェアする会。

課題図書は、川端康成さんの名作『眠れる美女

f:id:pontapple:20151113231643j:plain

そして、ゲストは熱狂的な川端ファンの石田衣良さん。ドラマ化された『池袋ウエストゲートパーク』シリーズや『美丘』などを書いた作家。

石田衣良さんは、中学校の時に友達から『池袋ウエストゲートパーク』シリーズを薦められてから大ファン。もちろん『美丘』も読んだし『娼年』『4TEEN』『シューカツ!』『カンタ』......挙げればキリがないけど多分、全作品読んだと思う。何回も! 

 

実は、今回のイベントの趣旨はあまり理解していなかった。なんとなく、石田衣良が来るの!? って感じで申し込んじゃった。

とにかく一目見てみたかった。だから『名作』なんて言いつつも『眠れる美女』は全然読んだことがなかった。

 

とりあえず、イベント当日になって学校の図書館で課題図書を借りた。30ページくらいしか読めなくて、仕方がないからあらすじをググって、本当にただ『あんなに面白い本を書く作家ってどんな人なんだろう』スタンスで参加した。

 

会場に着くと、すでに席がほぼ埋まっていた。神楽坂という土地柄かイベントの性質上か、参加者はみんなサカナクションのメンバーみたいだった。あと、マダムも多かった。

石田衣良さんは、赤いジャケットに赤い靴下を合わせていておしゃれ。自分の父と同じくらいの年だとは思えない。初めて見たけど、温厚そうで金八先生みたい。

 

眠れる美女』を読んで感じた川端像、女の嗜好やそれにまつわるエロい話などをバラバラと話す。川端康成さんをセンスの人と分析していて、文章の切れ味がヤバいって言ってた。

一番面白かったのは、参加者の感想から流れで始まった中年夫婦のセックスレス改善コーナー。曰く、身体は衰えても目だけは老いないらしい。瞳の中に映る、青かった自分たちを思い出せとかなんとか。あと、褒める。

まだハタチだしなんも関係ないけど、明日というより二十年後は我が身かな。そもそも、結婚しているのかどうかもアレなんだけど。自分というより、親年代の性事情が生の声で聞けたことが面白い。

 

読書会の感想は、二つ。

一つ目は『眠れる美女』を読んでから参加したかった! 憧れの作家が本をどう読んでいるのかを、より理解するためには(あたりまえだけど)自分もその作品をキチンと読まなければいけない。読んでなくても、今回は面白かったけどね。もっと面白くなったかも

二つ目は、やっぱり石田衣良さんは良いね! 初めて見たけど、博識で面白くって、エロに従順で。お父さんだったらなぁ