八重洲ワーカー限定! 『最高の昼休み』を紹介します
月曜日ですね。みなさん、やる気は出ていますでしょうか。
今回は、東京駅・八重洲口側で働く人へ『最高の昼休み』をご紹介します。
ブラック企業だろうがホワイト企業だろうが、(法律上は)みな平等に与えられる昼休み。だいたいどこの会社も45分~1時間くらいはもらえると思うのですが、午後の仕事へのモチベーションはこの時間 “なにをするか” に大きく左右されるといっても過言ではないでしょう。
ランチを食べ過ぎると業務中に眠たくなってしまったり、忙しいからと言ってコンビニや社食の安いそばで簡単に済ませるとその日は一日中むなしい気持ちになりますよね。
わたしは八重洲のオフィスビルでアルバイトをしていて、かれこれ2年ほど働いているのですが、長年の試行錯誤の末ついに最高の昼休み術を完成させたので、このライフハックをすべての八重洲ワーカーへ捧げようと思います。
それでは、どうぞ!
1.ヤエチカでお弁当を買う
八重洲ワーカーで知らぬものはいない、我らがキッチン『八重洲地下街』。60店以上もの飲食店が軒を連ね、ランチタイムは多くのビジネスマンで賑わっています。
もちろん、お店に入って食事をしても良いですが、今回オススメしたいのはテイクアウト。人だらけのヤエチカにしてはほとんど並ばずにお弁当が買えて、だいたいどこもイートインメニューより少し安いんです!
わたしはよく、エリックサウスというカレー屋さんでチキンビリヤニセットを持ち帰りします。特に月曜日はテンションが上がらないので、スパイスの力でやる気を出そう作戦です。
ここもずらーっと行列ができていますが、それはイートインだけ。たしかに、店内で食べるミールスはいろいろなカレーが選べて嬉しいのですが、貴重な昼休みの時間を並ぶことに使ってしまうのはもったいないなと。
テイクアウトは別の列になっていて、撮影した日は注文から3分ほどでお弁当が出てきました!
余談ですが、月曜日といえば八重洲一丁目にある昌月苑という焼肉屋さんがランチ100円引きなので、そこもよく行きます。もともと安くて多くて美味しい(焼肉定食が定価850円! しかも自分で焼くタイプの本格派!! )のに、100円引きってかなりお得なんですけど、ヤエチカでもテイクアウトでもないのでここではあくまで余談です。
2.外のベンチで食べよう!
八重洲に限らずオフィスビルが立ち並ぶエリアには、公園こそないものの誰でも使えるベンチが意外とあります。
わたしはよく京橋のトラストタワー近くのベンチでテイクアウトしたお弁当を食べています。晴れている日なんかはピクニック気分で気持ちいいですよ。
3.京橋エドグランでひとやすみ
ここを紹介するためだけにこの記事を書いているといっても過言ではないんです。
東京駅から八重洲ブックセンターをちょっと行ったところにある、京橋エドグランという京橋駅直結の複合施設なんですけど、ここのソファが神すぎて!
ふかふか! しかも結構深く座れるタイプのやつ!!
通りに面した1階にデンと5台くらいあるので、ピクニックランチをした後にふらっと行って、休み時間残りの20分くらいをだらだら過ごせます。食後にこんなところへ来てしまったらうとうとと寝てしまいそうですが、一応睡眠禁止らしいので気を付けて! (昼みんな寝てるけどね)
ソファのある場所は大きなトンネルのようになっていて、風がよく通るので暑い日でも気持ち良いです。地下に降りる階段の途中にも2台あって、そこは半個室気分。どちらに座るかはそのときの気分で選びましょう。
もちろん雨でも大丈夫。マジで推せる!
ちなみに、ちょっと歩いて銀座八丁目のあたりに『睡眠カフェ』というネスカフェと全日本ベッド工業会が運営する最強昼寝スポットができたらしいんですけど、昼休みが1時間と考えたら、やっぱり八重洲ワーカーには近くて便利な京橋エドグランのソファがオススメです。
まとめ
ヤエチカでテイクアウトランチ→どこか外のベンチでOLと仲良くなることを夢見ながらお弁当を食べる→京橋エドグランでひとやすみしてエネルギーチャージ!
ぜひ、東京駅・八重洲口側で働いている人は試してみてくださいね。
POPEYEのインタビュー特集に興奮した!
ファッションやスポーツ、経済、グルメ、旅行、カルチャーなどなど。一口に雑誌といっても本当に多くのジャンルがあるけど、わたしが好きなのはインタビュー雑誌だ。(ごめん、そんなジャンルないかも。)
SWITCHとか東京グラフィティなんかが有名どころではないでしょうか。
有名人でも一般人でも誰でもいいんだけど、とにかく『人の背景』を掘り下げている雑誌が好き。自分とは違う考え方や価値観を知ることは面白い。
一回自分でもやってみようと思って『あなたが旅をする理由』を聞いて回ったことがあります。インタビューって本当に難しくて、協力していただいた人たちにはすごく感謝しているけど、とても人のコアな部分を引き出して書くことはできなかった。そもそも、知らない人に声をかけるだけで精一杯だったな。
それで、なんでこんな前置きなのかというと、雑誌『POPEYE』の今月号『二十歳のとき、何をしていたか? 』というインタビュー特集にちょっと興奮しているからです。
クリエイターや俳優、モデル、スポーツマンなど、33名の著名人にハタチの頃を聞きまくる。表紙に連なる名前に、まずはドキリ。ページめくる前から読み応え〜
自分のハタチ、つまり去年の自分を振り返りながら読んでいたけど、著名人といえども大したことないなあと思ったり、逆にすごい人は昔からすごかったんだなあと思ったり。でも、みんな人生にドラマがあるんだなと。
平野紗季子さんとか朝井リョウさんとか、年が近い人の話は読んでいてやっぱり面白かったです。自分の好きなものが早いうちに見つけられたら最高だよな。
結構グッときたのが、19歳と10か月のときに思い立って日本一周を始めた俳優・満島真之介さんのインタビュー。
彼は自転車に乗りながら一人でハタチを迎えている。誕生日の前日までは土砂降りが続いていて心も体もボロボロだったが、その日だけは雲一つない快晴。自分を応援してくれた人たちのことが頭にたくさん浮かんできて、胸がいっぱいになったという。
すごくドラマチックで憧れます。
わたしもハタチの誕生日のときに自転車で一人旅をしていたから、この話はとても身近に感じました。
といっても、スケールは日本一周に全然及んでなくて、記念すべきハタチの誕生日に何かしてやろうと、輪行で広島に行ってしまなみ海道を渡って四国あたりをグルグルと周っていただけ。
だからなのか彼のようなエモさは全くない自転車旅だったが、誕生日は因島で出会った気の良いお兄ちゃんたちにピザをご馳走になって、それはそれで楽しい思い出。大変なこともあったけど、助けてくれる人は意外といるし、人の縁は尊いなと。
おわりに。
もう少しコミュ力を磨いてインタビューブログに再チャレンジしたい。
今考えているテーマは『普通の人』。世の中では一般人と呼ばれている人にだってドラマはあるはずで、それが結婚式のスピーチや飲み屋で聞く『オジサンの武勇伝』で終わってしまうのはもったいないなと、たまーに感じています。モヤモヤと考えていることだけど、誰かの魅力を引き出して、誰かに伝えて、誰かの憧れを作れないかなって。
なんかそんな感じの何かがやりたいなあ。
ことし面白かった雑誌を二冊
今年も残すところあと二日。
12月から始めている就活では『雑誌を年間200冊読んでます! 』なんて言ってみてはいるものの、面接官に『だから何! 』と返されてだんまりを決め込んでいます。
だから何なんて言われてしまえばそれまでですが、せっかくなので今年面白かった雑誌を二冊紹介しようと思います。
1.ケトル
まずは『ケトル VOL.34』。12月号のEテレ特集です!
わたしは中学生くらいまでは熱心なテレビっ子だったのですが、高校生になり部活にアルバイトにと夢中になるものを見つけてからは、1時間番組を観ていると1時間が過ぎることに気づき(当たり前だ)、テレビをほとんど観ていませんでした。
しかし、ケトル12月号のEテレ特集。NHKはたしかに『ドキュメント72時間』や『ニュースチェック11』、『プロフェッショナル 仕事の流儀』とチラチラ気になっていた番組はあるなと。
それらは、いわゆる『1チャン』のNHK総合テレビですが、どうやら最近は『2チャン』のEテレ(NHK教育テレビ)も面白いらしい。つい『つくってあそぼ』や『ピタゴラスイッチ』に夢中だった小学生時代を思い出して買ってしまいました。
特集内容はEテレの知られざる歴史や過去の名作、注目番組の紹介。制作者・出演者へのインタビューをもとに、流し見をしているだけでは気づかなかった番組作りの情熱が掘り下げられていたから『なるほど、Eテレ見てみよう』を連発!
特に読み応えがあったのは、長寿番組『きょうの料理』を取り上げた記事です。
25分で3品を紹介する料理番組にも関わらず『塩むすび』の作り方を15分もかけて解説した伝説の放送回。ふだん料理をしないわたしでも1分とかからず作れるおにぎりを、なぜ15分かけて作ったのか。クックパッドでレシピを検索する今だからこそ伝えなければいけない『料理番組の使命』がそこにはあった……。
この記事を読むためだけでも、ケトルの12月号は買いです。
2.Toss!
次に紹介したいのが『Toss! 』というライフスタイル誌。雑誌の紹介といいつつ、こちらは実はウェブメディア。毎週月曜日にLINEに届く縦スクロール型雑誌なのです!
LINEのアプリで、その他→公式アカウント→『Toss! 』を検索→友達追加をするか、こちらを開いてみてください。すごく未来的……!
少し前にキュレーションメディアが大炎上。そして最近のネットにはクソコンテンツが溢れていることも事実。
その点、『Toss! 』はボリュームこそ5分で読めてしまうものの、キチンと作り手の熱量が感じられるウェブメディアです。しかも無料! 課金したい……。
ちょうど先述のケトルにも少しだけ取り上げられていて、CLASSY. など遠すぎる紙メディアにもMERYのような若すぎるウェブメディアにも頼れない、ハザマ世代のアラサー女性向けメディアを目指しているそうです。
もちろん男性のわたしにとっても面白い読み物なのですが、それ以上に新しい雑誌の読み方への期待でワクワクしてしまいます。
たしかに、HOUYHNHNMやFeedlyで読むNYLON JAPANなど、紙の雑誌を読んでいるような宝探し感とウェブメディアならではのサクサク感を両立しているメディアはこれまでもありました。でも、それがスマホ使用頻度1位のアプリ内で完結していることが最高。
TwitterやFacebookでブイブイいわせているバイラルメディアのような感覚で雑誌が読める!
『Toss! 』は本当にもっと話題にならないかなぁと思っています。
水面下で話題なのか、なぜだかググっても情報が全く出てこないのが惜しいところ。それでも頑張って調べたところ『Steal me! 』という似たようなメディアを見つけました。こちらもオススメです。
dマガジンの微妙さに裏切られ、ゴミ記事ばかり出すキュレーションメディアにモヤモヤが止まらず、やっぱり今日も重たい雑誌を持ち歩くのか(満員電車で気合い読み)と諦めていたとき、ついに見つけた星! 早く男性向けコンテンツも作って欲しい!!
まとめ
2016年の面白かった雑誌を紹介する記事なのに、直近のものばかりになってしまいましたね。
一応、候補として今年創刊した『MERY』やら『Maybe! 』やらを挙げようと思いましたが、記憶は新しい方が鮮明ということで。