ベッドタウン・ボウイ

渋谷から田園都市線で20分の郊外に住む大学生日記。

ポパイっこを卒業します

 

4月から晴れて社会人となりました。ゴールデンウィークは最強ですね。 

 

こう、ライフステージが変わるというか、節目というか、とにかくタイミングがあればやらないとなあと思っていたことがあります。

それは学生時代に毎月欠かさず購入していた雑誌『POPEYE』からの卒業です。

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はじめて手に取ったのは部活動に明け暮れていた高校生のとき。

服のブランド名やアーティストの名前など知らない単語ばかり並ぶ内容は、自分の住む世界とあまりにもかけ離れていました。読んでも全く頭に入ってこないのですが、表紙だけは気になっていたので書店でパラパラと立ち読みをしていました。

 

本格的に『POPEYE』を読むようになったのは大学に入ってから。高校生のときと比べるとちょっぴり広い世界で、少しづつ音楽や映画に詳しい人と知り合うようになり、僕もだんだんとその色に染まっていきました。

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こうなってからは毎月10日が楽しみで、無印良品のファイルボックスはどんどん増えていきました。

表紙の女の子に毎年ドキドキするガールフレンド特集、こんなところがあったのかといつも驚かされる東京特集、去年はなかったけど冒険心がくすぐられる旅行特集……。ぜんぶぜんぶ大好きです!

 

だけど、そろそろポパイっこを卒業しなきゃなあと思うこともあって。

長く読んでいると、あの雑誌が定義する“シティーボーイ”とはなんだろうと考えることがあります。

はじまりは一昨年『WWD』のインタビュー記事で当時の編集長が“向上心のある男の子がシティーボーイ”と定義していたのを読んでから。ずっと『POPEYE』の読者であり続け、そこから吸収したものだけで作られる自分は、はたして“シティボーイ”なのだろうかと自問自答するようになりました。

 

ルーツに答えを求めて、学生最後の卒業旅行で創刊号特集だったアメリカ・カリフォルニアへ行ってみました。

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スケートパークでは小学生くらいの女の子が滑っていたり、大学に行くとちゃんと勉強をしている学生ばかりだったり。

なるほど、創刊時のスタッフはこの景色をみて『POPEYE』を作ろうと思ったのか、そしてこの人たちこそが“シティーボーイ”なのかと思いました。

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やらなきゃいけないことに追われている風でもなく、うわべだけを取り繕っているわけでもなく。

『自分の好きなことに夢中な人』

これが僕にとってのシティーボーイ像です。そうなれるように、まずは『ポパイで紹介していたから行ってみる、やってみる、買ってみる』をやめたいと思います。いつか、強いこだわりを持てるようなものを自分の力で見つけられたら良いなと思いながら。

 

リニューアル後からずっと『POPEYE』に携わっていた前編集長の木下孝浩さんがファーストリテイリングに転職するそうですし、僕自身、今年度からしばらく香川県で働くことになりベッドタウンボーイですらなくなるので、まあ良い機会ですよね。

 

本物の“シティーボーイ”になるため、ポパイっこを卒業します。

さよなら、ありがとう!

 

 

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なんとなくきりが良いので、このブログも本エントリーをもって更新を終えたいと思います。たまにアクセス数を見ているのですが、毎日たくさんの方が訪問してくださっていて、とても嬉しかったです。

3年間、本当にありがとうございました!!

【ロシア・ファッション】モスクワとサンクトペテルブルグの服屋マップ

 

今、世界中のクリエイティブシーンでロシアが注目されていることを知っていますか?

 

ファッション誌が好きで毎月いろいろな雑誌を読んでいるのですが、昨年あたりからゴーシャ・ラブチンスキ―やロッタ・ヴォルコヴァというロシア人の名前をチラホラと見かけるようになりました。二人はデザイナーとスタイリストで、調べてみると彼らがそれぞれ携わっているブランドは日本でもヨーロッパでも見たことがない独特の雰囲気。この一年でその魅力に一気にハマってしまいました。

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(スナップさせてもらったモスクワキッズ)

今回の旅行では彼らを生んだポストソビエトのストリート事情について知るため、ロシアを横断しながら各地の服屋を巡っていました。

エッジの効いたセレクトショップから庶民的なセカンドハンズ、アートスペースの一角で営む新鋭気鋭のデザイナーズブランドまで。どこの店員にも日本人が来るなんて珍しいと言われましたが、ファッションの話題になると国境なんて関係なく夢中になっておしゃべりを楽しんでいました。

 

せっかく日本ではまだ知られていないけど現地ではホットなショップをたくさん見つけたので、この記事では首都モスクワとクリエイターの街サンクトペテルブルグから、オススメの服屋を紹介したいと思います。

 

モスクワ

 

KM20

住所:Stoleshnikov lane 2, Moscow, 125009

電話番号:+7 495 623-78-88

メモ:ゴーシャ・ラブチンスキ―を買うならここ。コラボ商品もアリ。

 

SV MOSCOW

住所:Malaya Molchanovka, 6 Moscow, Russia, 121069

電話番号:+7 495 215-53-51

メモ:世界的に高い評価を受けているセレクトショップコム・デ・ギャルソンヨウジヤマモトなど日本のブランドが多く並んでいた。

 

Sputnik 1985

住所:Moscow, Pokrovka street, 19

電話番号:+ 7 968 604-11-21

メモ:人気ブランドの旗艦店。デザイナーはモスクワ出身。このブランドはどのセレクトショップに行ってもよく見かけた。

 

Winzavod

住所:4-th Syromyatnicheskiy lane, 1, bld. 6, Moscow, Russia

電話番号:+7 495 917-46-46

メモ:カルチャースポット。服関連ではレディースを扱うセレクトショップしかないが、カフェや雑貨店などがあり心地良い空間。

 

ARTPLAY

住所:10 Nizhnyaya Syromyatnicheskaya St., Moscow

電話番号:+7 495 916-77-98

メモ:Winzavod近くにあるカルチャースポット。インテリアを扱うお店があった。職人らしき人がいて蔵前のような場所。

 

Flacon Design Factory

住所:Bolshaya Novodmitrovskaya St., 36, Moscow 127015, Russia

電話番号:+7 495 790-79-01

メモ:こちらもカルチャースポットだが、ちょっと郊外にある。ティーンが多かった。

 

サンクトペテルブルグ

 

8 store

住所:Clothes and accessories from Russia MODUL fashion design loft 74-76 Nevsky Prospeсt, in the arch, second floor Saint-Petersburg

電話番号:+ 7 981 741-18-80

メモ:サンクトペテルブルグのなかではおそらく一番イケてるセレクトショップ。レディースがほとんどだがTシャツや小物は男性用も。オーナーが物知りで優しい。

 

Etagi

住所:74, Ligovsky prospekt

電話番号:+7 812 458-5005

メモ:多くの服屋やカフェが集まるカルチャースポット。若いデザイナーのショップが多く、センスの良い古着屋もある。屋上はテラスになっていてチルできる。

 

Flea Market at Udelnaya

住所:Subway Station Udelnaya, St. Petersburg 197341, Russia (ウデルナヤ駅すぐ)

電話番号:+7 911 171-11-18

メモ:正真正銘ロシア人のデイリーユースが手に入るフリーマーケット。アンティークや軍物をディグるなら絶対にオススメ。

 

 

(この記事は2017年10月時点での情報です)

 

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pontapple.hatenablog.jp

【西露編】ロシア横断中のツイートまとめとこぼれ話

 

シベリア鉄道に乗って10月のロシアを横断しました。

一ヶ月弱の滞在期間中は毎日のハイライトを1枚の写真と140字でツイートしていたのですが、当然取り上げることのできなかったこぼれ話がたくさんあります。

そこで、この記事では日々のツイートをまとめて旅行を振り返るとともに、リアルタイムでは伝えきれなかった旅の余白部分を紹介したいと思います。

 

 (この記事は東露編からの続きです)

pontapple.hatenablog.jp

 

サンクトペテルブルグ

 

 

 

ウラル山脈を越えてヨーロッパロシアに入りました。一つ前に滞在したエカテリンブルグも大きな都市でしたが、長くロシア帝国の首都だったサンクトペテルブルグは規模が違います。日本でたとえると京都という感じでしょうか。(姉妹都市の関係にあるのは大阪市らしいが……。)

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写真左に見えるのはネヴァ川という主要河川。ほかにもモイカ川やフォンタンカ川、グリボエードフ運河など市中心部を縦横に河川が流れ、散歩するだけで楽しめる美しい街でした。

 

サンクトペテルブルグはクリエイターを後押しする環境が整っていると聞いたので、4日間の滞在期間中は多くのセレクトショップや気鋭の作家が集まるアートスペースに足を運びました。

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一番のオススメは古着屋やギャラリー、雑貨屋が軒を連ねるEtagiというカルチャースポット。サンクトペテルブルグ生まれのストリートブランドは一通りチェックできるし、店員は気さくで英語ができる人も多いので、ロシアンユースの間で何が流行っているのかを知ることができます。

 

また、週末はUdelnaya駅周辺で開かれるフリーマーケットがイチオシ。

衣類やアクセサリーはもちろん、古本、家電(の部品)、はたまた自転車までもが個人間で取引されていて、ロシア人のデイリーユースを手に入れることができます。

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駅を降りるとずらーっと露店が並んでいて、規模はサンクトペテルブルグ最大級。

15時くらいから店仕舞いをはじめるところが多く、午後に行った僕は全てを周りきることができませんでした。

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それでもお土産に1930年ごろに製造されたというアンティークのショットグラスと2枚で約100円の格安レコード(聞いてみるまで何が入っているか分からないロシアンレーベル)を買うことができて大満足。

フリーマーケットの存在を教えてくれたセレクトショップの店員によると、プロも買い付けにくることがあるらしく、個人的には全ての所蔵品を鑑賞するのに2日はかかると言われるエルミタージュ美術館よりも長くいたかった場所でした……。じっくり見て周りたい人は午前中から行くのがベスト!

 

一応、聖イサク大聖堂などの有名観光地にも行きましたが、歴史的に重要な建造物や絵画を鑑賞するよりも、異国の同世代が何をクールと思っていてどんなライフスタイルを送っているかを知ることのほうが身近に感じられました。

ぜひ、サンクトペテルブルグに行ったらEtagiやUdelnaya駅近くのフリーマーケット、紹介しきれませんでしたがファッションスペースのMODUL他、ロシアのストリート事情が分かる場所を訪ねてみて下さい。

 

モスクワ 

 

 

 

 

 

旅の最終目的地、首都モスクワに到着。

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極東ウラジオストクからシベリア鉄道で9297km(途中でサンクトペテルブルグに行ったから本当はもっとあるはず)を走破したと思うと、とてつもない達成感を味わうことができます。

 

モスクワには5日間滞在して、好きなサッカークラブの試合観戦をしたり相変わらずロシアンユースが通う人気の服屋を探したり。

そして、もうこれはただの自慢話なのですが、たまたまチケットを手に入れることができて東ヨーロッパ最大のファッションイベントMBFWRのランウェイを観てきました!

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ロシアのカリスマであるゴーシャ・ラブチンスキーやバレンシアガのデムナ・ヴァザリアこそいなかったものの、多くの雑誌やファッショニスタから熱い視線を注がれている旬な東欧のデザイナーズブランドに大興奮。

 

会場外にはオシャレなモスクワキッズがたくさんいたので、ストリートスナップを撮らせていただきました。

https://www.instagram.com/p/Ba1YB74l-dK/

Street Style 1 #mbfwrussia

 

https://www.instagram.com/p/Ba1czalF6kI/

Street Style 2 #mbfwrussia

 

https://www.instagram.com/p/Ba1hEf5FdS4/

Street Style 3 #mbfwrussia

 

外の気温は5℃くらいでしたが、背の高いロシア人はやっぱり服が映えるなあなんて思っていたら、気づくと2時間もシャッターを切り続けていました。なんとなく見ていた感じ、ストリートウェアが多い気がしたのでトレンドはどこも変わらないのかな?

 

モスクワでは観光らしい観光もしていないのですが、ファッションウィークで滅多にできない経験をして、さらに友達も作ることができたので満足です。

外国人の恋人ができると語学を勉強するようになるとよく言われますが、僕もとりあえず英検3級はマズいなと思ったので(若いロシア人はみんな英語が話せるのだ)これから頑張ろうと思います。

 

ロシアに行ったのに英語の勉強に火が付くなんて……。

 

おまけ

 

 

時間に余裕を持たせるということがいつまで経ってもできず、出国も帰国もバタバタ。

 

東露編はこちら⇒

pontapple.hatenablog.jp

 

モスクワとサンクトペテルブルグの服屋マップ⇒

pontapple.hatenablog.jp

 

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