【東露編】ロシア横断中のツイートまとめとこぼれ話
シベリア鉄道に乗って10月のロシアを横断しました。
一ヶ月弱の滞在期間中は毎日のハイライトを1枚の写真と140字でツイートしていたのですが、当然取り上げることのできなかったこぼれ話がたくさんあります。
そこで、この記事では日々のツイートをまとめて旅行を振り返るとともに、リアルタイムでは伝えきれなかった旅の余白部分を紹介したいと思います。
ウラジオストク
【ロシア旅行・1日目】
— ぽんた (@pontapple) 2017年10月4日
プロペラ機で極東ロシアの湾岸都市、ウラジオストクに夕方到着。
夜に街を少し散歩したが、ロシア人は同じホモサピエンスとは思えないほど美しい。おばあちゃんですら綺麗。ちなみに、英語は全く通じませんでした。孤独との闘いが始まります……! pic.twitter.com/bErhCtxCsY
【ロシア旅行・2日目】
— ぽんた (@pontapple) 2017年10月5日
本日のハプニングは、カクテルのオススメを注文したら、なぜか300gのステーキが出てきたことです。仕方がないので食べました。また、ウォッカは一人で飲むものではないとも思いました。周りの応援(コール)が必要ですね。
写真は街で見つけたセブンイレブン? です。 pic.twitter.com/eQ1N9Zp2s9
【ロシア旅行・3日目】
— ぽんた (@pontapple) 2017年10月6日
昨日で市内は楽しみ尽くした感があったので、バスで郊外へ。日本語が堪能な学生が多いと聞いて極東連邦大学に行ってみましたが、守衛に門前払いを食らいました。
その後、ブラブラと適当なバスに乗ってたらチャイニーズマーケットを偶然見つけました。親切な人が多かった! pic.twitter.com/xqZaOTYRxE
【ロシア料理・4日目】
— ぽんた (@pontapple) 2017年10月7日
ロシアに来て初めての休日。海辺で結婚式がやっていたり、子供相手の出店があったり。色気もなく埃っぽい街だと思っていましたが、少し華やかになりました。これからシベリア鉄道に乗ってイルクーツクまで行く予定。
写真はうっかり風船を飛ばしてしまった女の子。 pic.twitter.com/ygHlcQfalz
※誤)ロシア料理→正)ロシア旅行
東京・成田国際空港からプロペラ機に乗って、2時間と少しで極東ロシアのウラジオストクに到着。沖縄より近いですが、街並みはしっかりとヨーロッパ。
ソ連が崩壊するまで閉鎖都市で、つい最近から開発が始まったためかどこも工事中。なんだか埃っぽい街でした。
日本から近いこともあって邦人旅行者は比較的多いものの、モスクワなんかと比べると観光名所も少なく、シベリア鉄道の始発駅がなかったら訪れなかっただろうと思います。
しかし、鉄道の安い切符が取れなくて4日間も滞在することになったので散策を続けていると、さすがにいくつか面白そうな場所を見つけました。
たとえば中心部からバスで20分ほどのところにあるLugovaya駅周辺。
観光地から外れたことで街の雰囲気がやわらぎ、地元の暮らしを垣間見ることができました。野菜から生活雑貨までなんでも売っている大きなチャイニーズマーケットがあって、冷やかすだけでも楽しかったです。
【移動】ウラジオストク→イルクーツク
【ロシア旅行・5〜7日目】
— ぽんた (@pontapple) 2017年10月10日
シャワーを浴びるためにイルクーツクで途中下車したから、ひとまず3泊4日のシベリア鉄道。
一番安い三等車だが、相席のタジク人と持ち寄ったご飯をシェアしたり絶景スポットを通るたびにおばちゃんが声をかけてくれたりと、アットホームな雰囲気。
車窓からの景色も◎ pic.twitter.com/Iy9BX9YhzO
イルクーツク
【ロシア旅行・8日目】
— ぽんた (@pontapple) 2017年10月11日
バスに乗ってバイカル湖に行ってみたが、オフシーズンだからなのか見所なし。冬になれば湖が凍るらしい……!
夜はゲストハウスの人たちと飲みに行き、ウォッカで胃が爆発しそうです。英検三級なのでYesとReally? しか言えないけど、たぶん何とかなってた。楽しい pic.twitter.com/Mq1fsT0WKE
【ロシア旅行・9日目】
— ぽんた (@pontapple) 2017年10月12日
夕方にイルクーツクを発つので、市内のロシア正教会を巡っていました。エキゾチックな香炉や聖歌、豪華な装飾など日本にないものがたくさん。スピ的な何かを感じる、敬虔なクリスチャンでなくとも背筋が伸びる場所でした。建物内は撮影ができなかったので、外観だけ。 pic.twitter.com/rSTIUazxq4
イルクーツクのあるシベリア東部は世界で最も寒い地域。2日間の滞在でした。
まだ10月の2週目だったのに-8℃なんて日もあり、ここでようやくレギンスや冬小物を装備しはじめた気がします。(ウラジオストクは坂が多く、歩いていると汗ばむくらいでした。)
イルクーツクで外せないバイカル湖は、残念ながらオフシーズンで閑散としていました。
とはいえ、冬に備えて一生懸命に木の実を探している野生のリスに出会えたり、日本では見たことのない鳥が飛んでいたりと、秋は自然を楽しむプチハイキング気分が楽しめます。あとで聞いた話、この時期はオリホン島というバイカル湖最大の島でのんびりと過ごすのが最高だとか……!
湖が凍って犬ぞりやスケートが楽しめるベストシーズンは2月ごろらしいです。(マジ寒そう)
【移動】イルクーツク→エカテリンブルグ
【ロシア旅行・10〜11日目】
— ぽんた (@pontapple) 2017年10月15日
イルクーツクからエカテリンブルクまで、シベリア鉄道に2泊3日で二度目の乗車!
この区間は寡黙な(?)ロシア人が多く、前回と比べると賑やかではなかった。車窓を見ると雪が降っていたので、寒さは人を無口にさせるのかもしれない。読書が捗りました。 pic.twitter.com/KJkGWxvWrV
エカテリンブルグ
【ロシア旅行・12日目】
— ぽんた (@pontapple) 2017年10月15日
日曜日なのでミサ(ではなく、ロシア正教会では聖体礼儀と呼ぶらしい。)に行ってみました。こう言って良いのか分からないけど、儀式的な怖さを感じた。
今いるエカテリンブルクは割と都会です。シティーボーイなので、今までで一番しっくりきています。物価は高いけどね。 pic.twitter.com/MpqUolHX2w
【ロシア旅行・13日目】
— ぽんた (@pontapple) 2017年10月16日
ロシアのユースカルチャーを探るという大義名分で、初めはTinderで会った女の子にオススメの服屋を聞き、そこからは店員を頼り数珠繋ぎで次に行くべきお店を教えてもらいました。最後はエカテリンブルク生まれのブランドに行き着き、プーチンのTシャツを買ったよ! pic.twitter.com/ubIIpF4loB
エカテリンブルグも2日間の滞在でした。この街を境にロシアは欧亜が分かれます。
市内はメトロやトラムという路面電車が走っていて、今までと比べたら随分とあか抜けた印象。
ここらへんからロシアのゲストハウスに変化が出てきて、マンションの一室を改造した宿を散見するようになりました。大都市だからかな?
このタイプはチェックインまでが大変。建物外に看板が出てないため、マンション内に入ったら何号室がゲストハウスなのかを探さなければいけませんでした。また、エントランスがナンバーロックになっていることも多く、予約時点で番号が分からないと誰かが出てくるまで待たなければいけないなんてことも。あの時は本当に死ぬかと思った……。
サンクトペテルブルグやモスクワでもかなりの頻度で遭遇した集合住宅改造系ゲストハウス。事前の予約サイトでは、建物の外観写真と地図をよく見て一戸建ての宿を探すのが賢明です。
【移動】エカテリンブルグ→サンクトペテルブルグ
【ロシア旅行・14〜15日目】
— ぽんた (@pontapple) 2017年10月18日
13列車という、モスクワを経由しないでサンクトペテルブルグまで行くシベリア鉄道に乗車。
最後の長距離移動だからと奮発してクペ(二等車の個室寝台)を取ったのに風邪をひいて寝込んでしまいました。ペット可車両だったので相席は老夫婦と犬。かわいかったなあ! pic.twitter.com/xTir3323Uk
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