ベッドタウン・ボウイ

渋谷から田園都市線で20分の郊外に住む大学生日記。

【東露編】ロシア横断中のツイートまとめとこぼれ話

 

シベリア鉄道に乗って10月のロシアを横断しました。

一ヶ月弱の滞在期間中は毎日のハイライトを1枚の写真と140字でツイートしていたのですが、当然取り上げることのできなかったこぼれ話がたくさんあります。

そこで、この記事では日々のツイートをまとめて旅行を振り返るとともに、リアルタイムでは伝えきれなかった旅の余白部分を紹介したいと思います。

 

ウラジオストク

 

 

 

※誤)ロシア料理→正)ロシア旅行 

 

東京・成田国際空港からプロペラ機に乗って、2時間と少しで極東ロシアのウラジオストクに到着。沖縄より近いですが、街並みはしっかりとヨーロッパ。

f:id:pontapple:20171101191342j:plain

ソ連が崩壊するまで閉鎖都市で、つい最近から開発が始まったためかどこも工事中。なんだか埃っぽい街でした。

 

日本から近いこともあって邦人旅行者は比較的多いものの、モスクワなんかと比べると観光名所も少なく、シベリア鉄道の始発駅がなかったら訪れなかっただろうと思います。

しかし、鉄道の安い切符が取れなくて4日間も滞在することになったので散策を続けていると、さすがにいくつか面白そうな場所を見つけました。

f:id:pontapple:20171101192758j:plain

たとえば中心部からバスで20分ほどのところにあるLugovaya駅周辺。

観光地から外れたことで街の雰囲気がやわらぎ、地元の暮らしを垣間見ることができました。野菜から生活雑貨までなんでも売っている大きなチャイニーズマーケットがあって、冷やかすだけでも楽しかったです。

 

【移動】ウラジオストクイルクーツク

 

イルクーツク

 

 

イルクーツクのあるシベリア東部は世界で最も寒い地域。2日間の滞在でした。

f:id:pontapple:20171101203627j:plain

まだ10月の2週目だったのに-8℃なんて日もあり、ここでようやくレギンスや冬小物を装備しはじめた気がします。(ウラジオストクは坂が多く、歩いていると汗ばむくらいでした。)

 

イルクーツクで外せないバイカル湖は、残念ながらオフシーズンで閑散としていました。

f:id:pontapple:20171101205014j:plain

とはいえ、冬に備えて一生懸命に木の実を探している野生のリスに出会えたり、日本では見たことのない鳥が飛んでいたりと、秋は自然を楽しむプチハイキング気分が楽しめます。あとで聞いた話、この時期はオリホン島というバイカル湖最大の島でのんびりと過ごすのが最高だとか……!

湖が凍って犬ぞりやスケートが楽しめるベストシーズンは2月ごろらしいです。(マジ寒そう)

 

【移動】イルクーツク→エカテリンブルグ

 

エカテリンブルグ

 

 

エカテリンブルグも2日間の滞在でした。この街を境にロシアは欧亜が分かれます。

f:id:pontapple:20171104225521j:plain

市内はメトロやトラムという路面電車が走っていて、今までと比べたら随分とあか抜けた印象。

 

ここらへんからロシアのゲストハウスに変化が出てきて、マンションの一室を改造した宿を散見するようになりました。大都市だからかな?

f:id:pontapple:20171104233137j:plain

このタイプはチェックインまでが大変。建物外に看板が出てないため、マンション内に入ったら何号室がゲストハウスなのかを探さなければいけませんでした。また、エントランスがナンバーロックになっていることも多く、予約時点で番号が分からないと誰かが出てくるまで待たなければいけないなんてことも。あの時は本当に死ぬかと思った……。

サンクトペテルブルグやモスクワでもかなりの頻度で遭遇した集合住宅改造系ゲストハウス。事前の予約サイトでは、建物の外観写真と地図をよく見て一戸建ての宿を探すのが賢明です。

 

【移動】エカテリンブルグ→サンクトペテルブルグ

 

西露編に続く⇒

pontapple.hatenablog.jp

 

シベリア鉄道について⇒

pontapple.hatenablog.jp

 

目次にもどる⇒

pontapple.hatenablog.jp