ベッドタウン・ボウイ

渋谷から田園都市線で20分の郊外に住む大学生日記。

シベリア鉄道に乗って10月のロシアを横断したよ!

 

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みんな知っている国だけど、みんな行ったことのない国、ロシア。

ウォッカを毎晩浴びるように飲んでいるとか、無口で暗いとか。『おそロシア』というネットスラングがあるように多くの日本人はロシアに対してなんとなく恐怖のイメージを持っていて、本当のところはあまり知らないように思えます。

 

そこで今回は『実際どんな国なんだろう? 』を探るため、シベリア鉄道を使って極東ウラジオストクから首都モスクワまでロシアを横断してきました!

鉄道内で見たローカルな暮らしや個人的に興味のあるロシアンユースのファッション事情まで、10月4日から10月27日までの一ヶ月弱をまとめます。

 

ルート

東京(成田)→ウラジオストクイルクーツク→エカテリンブルグ→サンクトペテルブルグ→モスクワ→東京(成田)

 

費用

【総額】

200,691.3円

 

【内訳】

現地で使ったお金:80,493円

 ≪都市ごとの一日平均≫

 ウラジオストク:3,346.7円

 イルクーツク:2,844.9円

 エカテリンブルグ:2,544.7円

 サンクトペテルブルグ:4,876.2円

 モスクワ:5,678.1円

 

航空券:63,551.2円

(行き:19,190円/帰り:44,361.2円)

シベリア鉄道チケット:33,838.5円

車内で使ったお金:3,041.9円

お土産:15,501.6円

Kindle本:7,307円(10冊)

 

※1ルーブル=1.9円で計算

 

ロシアはアジアとヨーロッパにまたがる広大な国で、物価は東のアジア側が断然安い。セルフサービス方式の安いレストランでよく食事をしていたのですが、成人男性がお腹いっぱいになる量(だいたいサラダ・スープ・メイン)でウラジオストクは400円くらいで食べられたのに、サンクトペテルブルグやモスクワに行くと1000円くらいでした。

普通のレストランに入るとお酒を飲んで2000円くらい。料理は高いものの、ビールが大きくて安い! ウォッカも飲んだけどアルコール度数が高すぎて、一人では杯が進みませんでした……。

 

ゲストハウスはどこでも安くて、一泊500円~。モスクワ在住の友達に聞くと、電気・水道・ガス代込みで一部屋5000円/月で借りられるというので、もしかしたら土地が余っているのかもしれない。

 

シベリア鉄道については別記事でまとめるので詳しくは割愛しますが、車内は暇すぎて読書をするしかなくて10冊もKindle本を買ってしまった。せっかくなのでドストエフスキーの長編に挑戦するとかKindle Unlimitedを利用するなど、もっと工夫をすれば良かったと帰国後にカード明細を見て後悔しました。

 

持ち物 

pontapple.hatenablog.jp

 

シベリア鉄道について

pontapple.hatenablog.jp

 

旅行中のツイートまとめとこぼれ話

東露編

pontapple.hatenablog.jp

西露編

pontapple.hatenablog.jp

 

モスクワとサンクトペテルブルグの服屋マップ

pontapple.hatenablog.jp

八重洲ワーカー限定! 『最高の昼休み』を紹介します

 

月曜日ですね。みなさん、やる気は出ていますでしょうか。

今回は、東京駅・八重洲口側で働く人へ『最高の昼休み』をご紹介します。

 

ブラック企業だろうがホワイト企業だろうが、(法律上は)みな平等に与えられる昼休み。だいたいどこの会社も45分~1時間くらいはもらえると思うのですが、午後の仕事へのモチベーションはこの時間 “なにをするか” に大きく左右されるといっても過言ではないでしょう。

ランチを食べ過ぎると業務中に眠たくなってしまったり、忙しいからと言ってコンビニや社食の安いそばで簡単に済ませるとその日は一日中むなしい気持ちになりますよね。

 

わたしは八重洲オフィスビルでアルバイトをしていて、かれこれ2年ほど働いているのですが、長年の試行錯誤の末ついに最高の昼休み術を完成させたので、このライフハックをすべての八重洲ワーカーへ捧げようと思います。

それでは、どうぞ!

 

1.ヤエチカでお弁当を買う

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八重洲ワーカーで知らぬものはいない、我らがキッチン『八重洲地下街』。60店以上もの飲食店が軒を連ね、ランチタイムは多くのビジネスマンで賑わっています。

もちろん、お店に入って食事をしても良いですが、今回オススメしたいのはテイクアウト。人だらけのヤエチカにしてはほとんど並ばずにお弁当が買えて、だいたいどこもイートインメニューより少し安いんです!

 

わたしはよく、エリックサウスというカレー屋さんでチキンビリヤニセットを持ち帰りします。特に月曜日はテンションが上がらないので、スパイスの力でやる気を出そう作戦です。

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ここもずらーっと行列ができていますが、それはイートインだけ。たしかに、店内で食べるミールスはいろいろなカレーが選べて嬉しいのですが、貴重な昼休みの時間を並ぶことに使ってしまうのはもったいないなと。

テイクアウトは別の列になっていて、撮影した日は注文から3分ほどでお弁当が出てきました!

 

余談ですが、月曜日といえば八重洲一丁目にある昌月苑という焼肉屋さんがランチ100円引きなので、そこもよく行きます。もともと安くて多くて美味しい(焼肉定食が定価850円! しかも自分で焼くタイプの本格派!! )のに、100円引きってかなりお得なんですけど、ヤエチカでもテイクアウトでもないのでここではあくまで余談です。

 

2.外のベンチで食べよう!

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八重洲に限らずオフィスビルが立ち並ぶエリアには、公園こそないものの誰でも使えるベンチが意外とあります。

わたしはよく京橋のトラストタワー近くのベンチでテイクアウトしたお弁当を食べています。晴れている日なんかはピクニック気分で気持ちいいですよ。

 

3.京橋エドグランでひとやすみ

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ここを紹介するためだけにこの記事を書いているといっても過言ではないんです。

東京駅から八重洲ブックセンターをちょっと行ったところにある、京橋エドグランという京橋駅直結の複合施設なんですけど、ここのソファが神すぎて!

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ふかふか! しかも結構深く座れるタイプのやつ!!

通りに面した1階にデンと5台くらいあるので、ピクニックランチをした後にふらっと行って、休み時間残りの20分くらいをだらだら過ごせます。食後にこんなところへ来てしまったらうとうとと寝てしまいそうですが、一応睡眠禁止らしいので気を付けて! (昼みんな寝てるけどね)

ソファのある場所は大きなトンネルのようになっていて、風がよく通るので暑い日でも気持ち良いです。地下に降りる階段の途中にも2台あって、そこは半個室気分。どちらに座るかはそのときの気分で選びましょう。

もちろん雨でも大丈夫。マジで推せる!

 

ちなみに、ちょっと歩いて銀座八丁目のあたりに『睡眠カフェ』というネスカフェと全日本ベッド工業会が運営する最強昼寝スポットができたらしいんですけど、昼休みが1時間と考えたら、やっぱり八重洲ワーカーには近くて便利な京橋エドグランのソファがオススメです。

 

まとめ

ヤエチカでテイクアウトランチ→どこか外のベンチでOLと仲良くなることを夢見ながらお弁当を食べる→京橋エドグランでひとやすみしてエネルギーチャージ!

 

ぜひ、東京駅・八重洲口側で働いている人は試してみてくださいね。

POPEYEのインタビュー特集に興奮した!

 

ファッションやスポーツ、経済、グルメ、旅行、カルチャーなどなど。一口に雑誌といっても本当に多くのジャンルがあるけど、わたしが好きなのはインタビュー雑誌だ。(ごめん、そんなジャンルないかも。)

SWITCHとか東京グラフィティなんかが有名どころではないでしょうか。

 

有名人でも一般人でも誰でもいいんだけど、とにかく『人の背景』を掘り下げている雑誌が好き。自分とは違う考え方や価値観を知ることは面白い。

一回自分でもやってみようと思って『あなたが旅をする理由』を聞いて回ったことがあります。インタビューって本当に難しくて、協力していただいた人たちにはすごく感謝しているけど、とても人のコアな部分を引き出して書くことはできなかった。そもそも、知らない人に声をかけるだけで精一杯だったな。

 

それで、なんでこんな前置きなのかというと、雑誌『POPEYE』の今月号『二十歳のとき、何をしていたか? 』というインタビュー特集にちょっと興奮しているからです。

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クリエイターや俳優、モデル、スポーツマンなど、33名の著名人にハタチの頃を聞きまくる。表紙に連なる名前に、まずはドキリ。ページめくる前から読み応え〜

 

自分のハタチ、つまり去年の自分を振り返りながら読んでいたけど、著名人といえども大したことないなあと思ったり、逆にすごい人は昔からすごかったんだなあと思ったり。でも、みんな人生にドラマがあるんだなと。

平野紗季子さんとか朝井リョウさんとか、年が近い人の話は読んでいてやっぱり面白かったです。自分の好きなものが早いうちに見つけられたら最高だよな。

 

結構グッときたのが、19歳と10か月のときに思い立って日本一周を始めた俳優・満島真之介さんのインタビュー。

彼は自転車に乗りながら一人でハタチを迎えている。誕生日の前日までは土砂降りが続いていて心も体もボロボロだったが、その日だけは雲一つない快晴。自分を応援してくれた人たちのことが頭にたくさん浮かんできて、胸がいっぱいになったという。

すごくドラマチックで憧れます。

 

わたしもハタチの誕生日のときに自転車で一人旅をしていたから、この話はとても身近に感じました。

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といっても、スケールは日本一周に全然及んでなくて、記念すべきハタチの誕生日に何かしてやろうと、輪行で広島に行ってしまなみ海道を渡って四国あたりをグルグルと周っていただけ。

だからなのか彼のようなエモさは全くない自転車旅だったが、誕生日は因島で出会った気の良いお兄ちゃんたちにピザをご馳走になって、それはそれで楽しい思い出。大変なこともあったけど、助けてくれる人は意外といるし、人の縁は尊いなと。

 

おわりに。

もう少しコミュ力を磨いてインタビューブログに再チャレンジしたい。

今考えているテーマは『普通の人』。世の中では一般人と呼ばれている人にだってドラマはあるはずで、それが結婚式のスピーチや飲み屋で聞く『オジサンの武勇伝』で終わってしまうのはもったいないなと、たまーに感じています。モヤモヤと考えていることだけど、誰かの魅力を引き出して、誰かに伝えて、誰かの憧れを作れないかなって。

なんかそんな感じの何かがやりたいなあ。