ゆるゆるバックパッカー東南アジア一人旅 持ち物編
◆持ち物
バックパッカー旅行の鉄則は身軽な荷物。
この記事では、本当に必要な荷物と経験から分かったいらなかったもの、オススメの便利グッズなどを紹介しながら、東南アジア一人旅20日分の持ち物を大公開!
バック
・30〜45L? バックパック
・ボディバック
・30〜45L用レインカバー
古着屋で買った容量の分からないバックパック。30〜45L用レインカバーにちょうど良く収まったので、それくらいの大きさだと思います。
一応、Air Asiaの機内持ち込み手荷物の大きさ制限(56cm×36cm×23cm)はクリアしたので、追加料金が発生する受託手荷物にはなりませんでした。LCCの受託手荷物は結構高いお金がかかります! ちなみに、機内持ち込み手荷物には重量制限(7kg)もあります。
メインのバックパックに服や生活用品を入れて、サブのボディバックにはカメラやガイドブックなど使用頻度の高いものを入れていました。
レインカバーは雨が降ったら必要かなと思って買ってみたけど、3月の東南アジアは雨の降らない時期で使うことは一度もなかった。バックパックに常時レインカバーを被せて防犯対策している人もいるみたいだけど、面倒くさいのでやらなかった。
鍵
・ダイヤル式ワイヤーロック×2
・長めのワイヤー
・カラビナ
レインカバーでの防犯対策こそしなかったが、施錠くらいはキチンとしてみた。ダイヤル式のワイヤーロックは鍵をなくす心配がないので便利。
バックパックをゲストハウスや移動で乗り物に預けるときは、ダブルジップ部分にカチリと施錠。
長めのワイヤーがあると荷物を固定物にくくり付けることができるので安心! バスターミナルでチケットを買うときなど、重たいバックパックをベンチに置くことができたので、とても重宝した。
カラビナはバックパックに装着して、飲み物とトイレットペーパーが入った小さなビニール袋をつり下げていた。何かと便利なアイテム!
貴重品
・財布×2(日本円・現地通貨・クレジットカード・国際キャッシュカード)
・パスポート
・チケットホルダー(パスポートのコピー・クレジットカードのコピー・証明写真)
その日使うお金とクレジットカードは普段使いの小さい財布に入れて、ボディバック。大きい財布は両替用の日本円と国際キャッシュカードを入れてバックパックの奥底に眠らせておいた。
国際キャッシュカードがあると、たくさんのお金を持ち歩かなくて良いので少し安心します。でも、東南アジアのATM手数料は高い。本当に高い!
パスポートは日常生活で提出する場面がチラホラとあるので、携帯をオススメします。
日本の100円ショップで購入したチケットホルダーには、大切な書類を入れてバックパックで保管。パスポートやクレジットカードのコピーは本物を紛失したときに便利そうだし、証明写真は現地でビザの取得をするために必要。
ちなみに、東南アジアのなかではミャンマーとカンボジアでビザが必要です。
生活用品
・フェイスタオル×2 ・セームタオル
・トイレットペーパー ・ティッシュ
・ウェットティッシュ ・汗拭きシート
・リップクリーム ・マスク
・絆創膏 ・日焼け止めクリーム
・虫除けスプレー ・虫刺され薬
・シャンプー ・洗顔料
・石けん ・化粧水
・歯磨きセット ・アイマスク
・コンタクトレンズ ・眼鏡
あって良かったと思うのはトイレットペーパーとおてふき用のウェットティッシュくらい。東南アジアのトイレには紙がないことが多い。
実は現地でもそれなりのものは手に入る。荷物が多いと思ったら、ここから減らしてみよう!
医薬品
・下痢止め薬
・胃薬
・酔い止め薬
・目薬
一番飲んだのは下痢止め薬。旅の後半はずっとお腹が痛くて飲んでたけど、帰国するまで腹痛には悩まされたので、効果はなかったのかもしれない。
長距離バスでの移動を考えている人は酔い止め薬があると良いかも。悪路を走る東南アジアのバスはずっと激しく揺れているので、普段は車酔いしないという人もお守り代わりにどうぞ。
衣類
・半袖Tシャツ×3
・半ズボン(水着)×2
・長袖Tシャツ
・ポケッタブルレインジャケット
・パンツ×3
・靴下
衣類は乾きやすい素材のものを3日分くらい持っていけばOK。全て圧縮袋に入れて、コンパクトに持ち運ぼう。
また、半ズボンの一枚は水着で代用してかさばる衣類をなるべく少なくした。
3月の東南アジアは日中30℃近くまで気温が上がるので、普段着は半袖Tシャツと半ズボンで決まり! 意外と北部の朝晩は冷え込んだので、一枚は長袖のTシャツが欲しい。
わたしは寒いとき、レインジャケットを防寒着代わりにして長袖Tシャツの上に着ていました。
持っていけば良かったなぁと思うのは、ユニクロのウルトラライトダウンジャケット。現地で会った日本人に貸してもらったんだけど、軽い・薄い・温かい・安い!
サンダル
・NEWPORT H2(KEEN)
今回のバックパッカー旅行はサンダル一つで移動。
KEENのサンダルは新品で14000円もしたんだけど、ソールがしっかりとしていて足にぴったりとフィットするので、裸足で履いているのにスニーカーと同じ感覚。
長距離を歩いても疲れることはなく、トレッキングにだってこのまま参加できた。もちろん、サンダルなのでこのまま海や川に入ることもできるし、汚くなったらガシガシ洗える! 超オススメ!!
洗濯セット
・洗濯用洗剤 50g
・洗濯ロープ
・洗濯ばさみ×8
・S字フック×2
手洗い洗濯はメチャクチャ大変で、3日で諦めて洗濯屋さん(そういうのが街中に結構ある)にお願いしていました。洗濯機って偉大だ。
洗濯用洗剤は空のペットボトルに移し替えて持っていくのがバックパッカー流。液体だと機内持ち込みの制限に引っかかるかもなのので、粉末タイプが良いかも。
ちなみに、洗濯屋さんに頼むと色移りは当たり前だし、たまになくなる。
S字フックは、洗濯用に持ってきたけど様々な場面で大活躍。
床が汚くて荷物を置きたくないトイレの個室でフック代わりにしたり、脱衣所のないシャワールームで衣類を引っ掛けたりと、とても助かった!
ガジェット
・iPod
・イヤホン
・モバイルバッテリー
・USBメモリー
・マルチタップ(電源・USB)
・海外用コンセント変換コネクター(C型)
・各種充電コード
・一眼レフカメラ(画像なし)
反省点として、マルチタップと海外用コンセントト変換コネクターは必要なかった。一度に全てのガジェットが充電切れになることはないし、東南アジアのプラグは日本と変わらない。同じプラグの充電コードは一本にまとめれば良かったかもしれません。
ガイドブック・筆記用具
・旅先のガイドブック
・ボールペン×2
・メモ帳
・日記帳
・養生テープ
ガイドブックは結局使わず、現地で仕入れる口コミが主な情報源。
日記は人それぞれだけど、帰国してから読み返すと楽しい! あと、一人旅は暇な時間が多いから、日記を書くのが暇つぶしになったりもする。
意外と使えたのが養生テープで、マスキングテープの代わりに使ったチケットを日記にスクラップしたり、バックパックが破れたときの応急措置に使ったりした。
便利グッズ
・懐中電灯
・レジャーシート
ゲストハウスのドミトリーに宿泊するときは、夜になると電気が消えるので懐中電灯が必須かも。
どこかに固定できるタイプの懐中電灯が便利!
東南アジアでは長時間の停電があることも。スマートフォンで良いじゃんって思うかもしれないけど、暗い中でシャワー浴びるときとか意外と懐中電灯がいるんです。
レジャーシートはマジでいらなかった。何のために持って行ったんだろう
◆まとめ
ブログを書くために改めてバックパックの中身を振り返ってみると、持っていく必要のない荷物ばかりだったなぁと再認識。
最悪パスポートとクレジットカードだけあれば何とかなるし、それは言い過ぎにしても足りない物があったら現地で買えば良い。
出国前、必死に機内持ち込み手荷物の重量制限とバトルしていたあのときの自分に『何もいらんやで』と言ってあげたい。
持ち物は少なければ少ないほど快適なバックパッカー旅行を楽しめます!
ゆるゆるバックパッカー東南アジア一人旅 まとめ&ルート・費用編
◆はじめに
バイト先の近くにあるタイ料理屋さんでエスニック料理にハマり、春休みの大学生あるある東南アジア一人旅をしてきた。
海外バックパック旅行は初めて。英検3級だけど、とっても楽しい旅行でした!
期間は3月1日から20日まで。
10万円くらい持ってたらなんとかなるかな~なんて思いながら、行きと帰りの航空券だけ買って出発。タイから入って、ラオス、ベトナム。計画に余裕がある分、出会いもたくさんありました。
今回の東南アジア一人旅をルート・費用編、持ち物編、各国のレポート編に分けて紹介します!
◆ルート
【滞在日数】20日
【都市】11都市
【ルート】
日本・関西国際空港(羽田より安くて……。)
→ラオス・フアイサーイ→パークベン→ルアンパバーン→バンビエン→ビエンチャン
→日本・羽田空港
※フアイサーイからルアンパバーンは川ルート。
行き先について
行き当たりばったりの旅行で、行こうと思ってたカンボジアには行けなかったので、事前に大体のスケジュールくらいは考えておいた方が良いかも。
とはいえ、移動手段の手配でゴタゴタすることはよくあるし、予定をガチガチに固めすぎると旅先で作った友達と遊ぶ~なんてこともできなくなるし。バランス大切
移動手段について
陸路は時間がかかる分、安い! 長距離の移動でも1000円~3000円くらい。時間がある人や移動時間を楽しみたいという人にオススメ。
逆に空路は5000円~とちょっと高いものの、陸路の十分の一ほどの時間で目的地にたどり着くことができる。
わたしは寝台列車とバス、ボートを使って東南アジア内を移動。
車窓から見える風景を眺めたり、隣に座る人との会話があったりと、長時間の移動に飽きることはありませんでした。
長距離移動をするときの乗車券は、駅やバスターミナルで直接買いました。観光で行くような都市の駅窓口ではだいたい英語が通じるので、行きたい場所を唱えれば何とかなるんですね。
近場の移動は基本的に徒歩。都市によって路線バスやトゥクトゥク、バイクタクシーなどさまざまな交通手段があるので各国のレポート編で紹介します。
◆費用
【現地で使ったお金】76,794円
【一日の平均出費】4,041.8円
(タイ) 3,367.3円
(ラオス) 5,171.4円
(ベトナム) 3,398.3円
※1バーツ=3.2円、1キップ=0.0013円、1ドン=0.005円で計算
【それ以外で使ったお金】114,648円+α
(行き航空券) 15,340円
(大阪までのバス) 4,500円
(帰り航空券) 36,068円
(海外旅行保険) 6,740円
(予防接種) 36,000円
(パスポートの更新) 16,000円
(足りない持ち物を買ったりなんだり)+α
【総額】191,442円+α
新しいサンダルを買ったり足りない生活用品を買ったりで恐らく20万円以上は飛んでいったと思う。全然10万円じゃ足りなかった!
物価が安い現地での出費は平均して一日4000円ほど。
一泊1000円以下のゲストハウスに泊まって、ごはんも屋台で食べれば一食100円程度だけど観光費やお酒、交通費、お土産など気を抜けばいくらでも使ってしまう。
色んなバックパッカーの人のブログを見ていると、一日当たり2000円前後で旅をしているみたいです。
まあ、バックパッカー旅行だけど貧乏旅にこだわらず、自分の好きなことを好きなだけやって美味しいものが食べれたら良いなと最初から考えていたので、こんなもんかなとも思う。
◆持ち物
◆各国のレポート
タイ
ラオス
ベトナム
ぶらり青春18きっぷの旅 後編(長崎県-福岡県)
1月5日
今回は『ゲストハウス長崎』のドミトリーに宿泊した。
共用リビングにはコタツがある。僕のほかに、スペイン人とフランス人のカップル、日本人女性が泊まっていた。
オーナーは以前、東京で働いていた方で気さくな良い人。長崎市内のオススメ観光ルートや旅行情報誌には載っていないディープなグルメをたくさん教えてもらった。
昼前までゲストハウスでだらだらして、長崎市内の観光に出かける。
まずは、歩いて平和公園へ。
高校の時以来。
出発が遅かったので、すぐにお昼ごはんの時間になった。
長崎和牛を食べに、ゲストハウスのオーナーに教えてもらったお店へ。
なんとJA会館! 普通の観光ではまず行かない、農協の食堂が穴場だそう。
焼肉定食で満腹だったが、お腹を空かせるために走って次のお店へ。
茶碗蒸しのお店。昔からお祝いの席で食べらることが多く、創業当時から看板メニューとして地元で親しまれているらしい。
運ばれてきたのは、普通の茶碗蒸しの倍はある小丼サイズ! 直径13cmくらい!!
具だくさんで、穴子やエビ、かしわ、シイタケ、銀杏、タケノコ、かまぼこなどが入っていた。
少し前までお腹がいっぱいだったけど、つるりと食べられました。
午後は、ポツポツと雨が降ってきたけど長崎観光の王道、グラバー園へ。
晴れていたら、ベンチでテイクアウトしたケンタッキー食べたかった。(食べ物のことばかり)
日本最古の木造教会として国宝に指定されているこの教会。
内部は天井の造りや正面の主祭壇奥に掲げられたステンドグラスなど、見どころがたくさん。
長崎新地中華街や出島、坂本龍馬ゆかりの風頭周辺など、行ってみたいところはたくさんありますが、いよいよ雨が本降りになってきて断念……。
明日、福岡空港から飛行機で自宅に帰るので、青春18きっぷを使って今日も福岡の友達の家に泊めてもらう。
1月6日
夜遅くの便で帰宅するので、友人宅で昼過ぎまでゴロゴロしていた。
昼ごはんは、豚骨ラーメンの原点として有名な『元祖 長浜屋』に行った。
メニューは一種類のみで、入口で食券を購入して麺の固さを伝えれば注文完了。
博多ラーメンならではの替え玉はもちろんのこと、替え肉なんていうユニークなシステムも。
ちなみに『元祖 長浜屋』の周辺には名前の似たラーメン店が多数。
『元祖 長浜屋台』『元祖 長浜家(や)』『元祖 長浜家(け)』と、ケンカにならないのか心配。
夜ご飯は、開店前から順番待ちの列ができる焼鳥の人気店『かわや 警固店』。
名物は『とりかわ』で、焼鳥好きの福岡県民がこよなく愛する部位。
タレを付け、焼いては乾燥させることを何度も繰り返すことで余分な脂が落ち、旨みとコラーゲンが凝縮されるという。
外はカリッと香ばしく、噛むと脂と甘辛いタレがジュワッと口いっぱいに広がります!
二軒目は福岡のお楽しみ、屋台!
中洲の博多川沿いに並ぶ屋台は圧巻で、ネオンが幻想的。
キャッチのおにいさんに連れられて入った屋台は、当たり前だけど普通の居酒屋とは違い、窮屈で熱気がすごい。でも、店主や客同士の距離が近いので一体感を楽しめます。
もちもちの水餃子をアテに店主オススメ酒で旅を締めくくる。
【旅を終えて】
思い返してみれば、食べてばかりの旅行だった。帰ったらダイエットを頑張ろうと思う。
今回は交通費が青春18きっぷで大分浮いたので、その分を食費や遊ぶお金に回すことができた! 列車の旅もいいよね。