ベッドタウン・ボウイ

渋谷から田園都市線で20分の郊外に住む大学生日記。

ゆるゆるバックパッカー東南アジア一人旅 まとめ&ルート・費用編

 

◆はじめに

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バイト先の近くにあるタイ料理屋さんでエスニック料理にハマり、春休みの大学生あるある東南アジア一人旅をしてきた。

海外バックパック旅行は初めて。英検3級だけど、とっても楽しい旅行でした!

 

期間は3月1日から20日まで。

10万円くらい持ってたらなんとかなるかな~なんて思いながら、行きと帰りの航空券だけ買って出発。タイから入って、ラオスベトナム。計画に余裕がある分、出会いもたくさんありました。

 

今回の東南アジア一人旅をルート・費用編、持ち物編、各国のレポート編に分けて紹介します!

 

◆ルート

【滞在日数】20日

【国】タイ・ラオスベトナム

【都市】11都市

【ルート】

日本関西国際空港(羽田より安くて……。)

タイバンコクチェンマイ

ラオス・フアイサーイ→パークベン→ルアンパバーン→バンビエン→ビエンチャン

ベトナム・ダナン→ホーチミン

日本羽田空港

※フアイサーイからルアンパバーンは川ルート。

 

行き先について

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行き当たりばったりの旅行で、行こうと思ってたカンボジアには行けなかったので、事前に大体のスケジュールくらいは考えておいた方が良いかも。

 

とはいえ、移動手段の手配でゴタゴタすることはよくあるし、予定をガチガチに固めすぎると旅先で作った友達と遊ぶ~なんてこともできなくなるし。バランス大切

 

移動手段について

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陸路は時間がかかる分、安い! 長距離の移動でも1000円~3000円くらい。時間がある人や移動時間を楽しみたいという人にオススメ。

逆に空路は5000円~とちょっと高いものの、陸路の十分の一ほどの時間で目的地にたどり着くことができる。

 

わたしは寝台列車とバス、ボートを使って東南アジア内を移動。

車窓から見える風景を眺めたり、隣に座る人との会話があったりと、長時間の移動に飽きることはありませんでした。

 

長距離移動をするときの乗車券は、駅やバスターミナルで直接買いました。観光で行くような都市の駅窓口ではだいたい英語が通じるので、行きたい場所を唱えれば何とかなるんですね。

 

近場の移動は基本的に徒歩。都市によって路線バスやトゥクトゥク、バイクタクシーなどさまざまな交通手段があるので各国のレポート編で紹介します。

 

◆費用

【現地で使ったお金】76,794円

【一日の平均出費】4,041.8円

(タイ) 3,367.3円

(ラオス) 5,171.4円

(ベトナム) 3,398.3円

※1バーツ=3.2円、1キップ=0.0013円、1ドン=0.005円で計算

 

【それ以外で使ったお金】114,648円+α

(行き航空券) 15,340円

(大阪までのバス) 4,500円

(帰り航空券) 36,068円

(海外旅行保険) 6,740円

(予防接種) 36,000円

(パスポートの更新) 16,000円

(足りない持ち物を買ったりなんだり)+α

 

【総額】191,442円+α

 

新しいサンダルを買ったり足りない生活用品を買ったりで恐らく20万円以上は飛んでいったと思う。全然10万円じゃ足りなかった!

 

物価が安い現地での出費は平均して一日4000円ほど。

一泊1000円以下のゲストハウスに泊まって、ごはんも屋台で食べれば一食100円程度だけど観光費やお酒、交通費、お土産など気を抜けばいくらでも使ってしまう。

色んなバックパッカーの人のブログを見ていると、一日当たり2000円前後で旅をしているみたいです。

 

まあ、バックパッカー旅行だけど貧乏旅にこだわらず、自分の好きなことを好きなだけやって美味しいものが食べれたら良いなと最初から考えていたので、こんなもんかなとも思う。

 

◆持ち物

pontapple.hatenablog.jp

 

◆各国のレポート

タイ

pontapple.hatenablog.jp

pontapple.hatenablog.jp

 

ラオス

pontapple.hatenablog.jp

 

ベトナム

pontapple.hatenablog.jp

ぶらり青春18きっぷの旅 後編(長崎県-福岡県)

 

1月5日

今回は『ゲストハウス長崎』のドミトリーに宿泊した。

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共用リビングにはコタツがある。僕のほかに、スペイン人とフランス人のカップル、日本人女性が泊まっていた。

オーナーは以前、東京で働いていた方で気さくな良い人。長崎市内のオススメ観光ルートや旅行情報誌には載っていないディープなグルメをたくさん教えてもらった。

 

昼前までゲストハウスでだらだらして、長崎市内の観光に出かける。

まずは、歩いて平和公園へ。

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高校の時以来。

 

出発が遅かったので、すぐにお昼ごはんの時間になった。

長崎和牛を食べに、ゲストハウスのオーナーに教えてもらったお店へ。

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なんとJA会館! 普通の観光ではまず行かない、農協の食堂が穴場だそう。

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注文したのは長崎和牛を使った焼肉定食。コスパ最強だ〜

 

焼肉定食で満腹だったが、お腹を空かせるために走って次のお店へ。

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茶碗蒸しのお店。昔からお祝いの席で食べらることが多く、創業当時から看板メニューとして地元で親しまれているらしい。

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運ばれてきたのは、普通の茶碗蒸しの倍はある小丼サイズ! 直径13cmくらい!!

具だくさんで、穴子やエビ、かしわ、シイタケ、銀杏、タケノコ、かまぼこなどが入っていた。

少し前までお腹がいっぱいだったけど、つるりと食べられました。

 

午後は、ポツポツと雨が降ってきたけど長崎観光の王道、グラバー園へ。

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晴れていたら、ベンチでテイクアウトしたケンタッキー食べたかった。(食べ物のことばかり)

 

グラバー園の次に向かったのは大浦天主堂

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日本最古の木造教会として国宝に指定されているこの教会

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内部は天井の造りや正面の主祭壇奥に掲げられたステンドグラスなど、見どころがたくさん。

 

長崎新地中華街や出島、坂本龍馬ゆかりの風頭周辺など、行ってみたいところはたくさんありますが、いよいよ雨が本降りになってきて断念……。

明日、福岡空港から飛行機で自宅に帰るので、青春18きっぷを使って今日も福岡の友達の家に泊めてもらう。

 

 

1月6日

夜遅くの便で帰宅するので、友人宅で昼過ぎまでゴロゴロしていた。

昼ごはんは、豚骨ラーメンの原点として有名な『元祖 長浜屋』に行った。

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メニューは一種類のみで、入口で食券を購入して麺の固さを伝えれば注文完了。

博多ラーメンならではの替え玉はもちろんのこと、替え肉なんていうユニークなシステムも。

 

ちなみに『元祖 長浜屋』の周辺には名前の似たラーメン店が多数。

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『元祖 長浜屋台』『元祖 長浜家(や)』『元祖 長浜家(け)』と、ケンカにならないのか心配。

 

夜ご飯は、開店前から順番待ちの列ができる焼鳥の人気店『かわや 警固店』。

名物は『とりかわ』で、焼鳥好きの福岡県民がこよなく愛する部位。

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タレを付け、焼いては乾燥させることを何度も繰り返すことで余分な脂が落ち、旨みとコラーゲンが凝縮されるという。

外はカリッと香ばしく、噛むと脂と甘辛いタレがジュワッと口いっぱいに広がります!

 

二軒目は福岡のお楽しみ、屋台!

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中洲の博多川沿いに並ぶ屋台は圧巻で、ネオンが幻想的。

キャッチのおにいさんに連れられて入った屋台は、当たり前だけど普通の居酒屋とは違い、窮屈で熱気がすごい。でも、店主や客同士の距離が近いので一体感を楽しめます。

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もちもちの水餃子をアテに店主オススメ酒で旅を締めくくる。

 

【旅を終えて】

思い返してみれば、食べてばかりの旅行だった。帰ったらダイエットを頑張ろうと思う。

今回は交通費が青春18きっぷで大分浮いたので、その分を食費や遊ぶお金に回すことができた! 列車の旅もいいよね。

ぶらり青春18きっぷの旅 中編(福岡県-佐賀県-長崎県)

 

1月4日

今日は、長崎市内のゲストハウスを予約したので長崎県へ。

世界遺産に登録された軍艦島に行きたかったけど、調べるとツアーを予約しないと行けないらしい。ツアーは満席で断念。

 

とりあえず、長崎駅を目指してゆるゆると出発する。

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昨日は天神駅から歩いて友達の家に向かったけど、今日はバスで博多駅まで行く。

ここから長崎駅までは4時間くらい。

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電車内の座席もベンチシートから少しリッチなボックスシートになっていて最高。

 

せっかく乗り降り自由の青春18きっぷを使って旅行をしているので、いくつかの駅で途中下車をしてみる。

 

まずは、佐賀県武雄温泉駅

名前の通り、徒歩10分のところに温泉街がある。約1200年もの歴史を持ち、芸能人もお忍びで訪れるほど人気らしいが、今回の目的地は少し違う。

ここには、最近色んな意味で有名な『ツタヤ図書館』こと武雄市図書館がある。

スターバックスTSUTAYAが併設され、年中無休のこの図書館は『新しい図書館のカタチ』として注目されているので、一度行ってみたかった。

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TSUTAYAを展開するCCCが運営する武雄市図書館が似ているのは代官山の蔦屋書店。

スターバックスで購入したコーヒーを飲みながら本を閲覧することができたり、テラス席があったり。

もちろん、公共施設らしく全ての人が利用しやすい環境が整えられていたので、おじいちゃんから小さな子供まで多くの人が利用していた。

 

貸出カードにTポイントカードとしての機能が付いていることや選書精度の低さなどで課題も多く抱える武雄市図書館。

でも、実際に利用してみると『あったら良いな』をカタチにした魅力がたくさんあり、毎日足を運びたくなる場所でした。 

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お土産代わりに貸出カードを作った。

 

次に降りたのは佐世保駅

ちょうど昼時だったので、有名なご当地グルメ佐世保バーガーを食べようと思った。

 

行ったのは、駅から降りてすぐの商業施設内にある『ハンバーガーショップ ヒカリ』。超有名店なので、超行列。さらに、佐世保バーガーはオーダーが入ってからひとつひとつ手作りされるので待ち時間が結構ある。

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結局、1時間ほど待ったが、ウマい。

待った甲斐があったと思う大きさ! チーズや玉子、ベーコンなどがトッピングされた豪華なハンバーガーでした。

 

デザートに『レストラン蜂の家』で、こちらもご当地グルメのシュークリームを食べる。

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戦後しばらく甘いものが少なかった時代に、米軍在住の街だった佐世保では、他では入手困難だった砂糖やフルーツなどの食材が流通していたという。

カスタードクリームにバナナや焼きリンゴなどが入っていて、甘いスカッチソースをかけて食べるデザート。

 

佐世保の街を食べ尽くし、そろそろ長崎市内へ。

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長崎駅に到着したのは夕方くらいで、夜ごはんには少し早かったので『1000万ドルの夜景』を観ることができる稲佐山に登った。

 

登るといっても、山頂の展望台までバスに乗っているだけ。

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2012年10月にモナコ・香港とともに世界新三大夜景に選出された夜景は、残念ながら雨と霧でハッキリと観ることができなかった。雨上がりが狙い目だそうですよ。

 

下山後は夜ごはんを食べに行く。ちゃんぽんや皿うどん卓袱料理トルコライスと名物グルメがたくさんあるので迷う。

ちょっとディープな味を楽しみたかったので、まずは地元民からおすすめされた『雲龍亭』に行ってみる。

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一口で食べられるコロコロの餃子は絶品! 皮はカリッとしていて、中はジューシー。食べだしたら止まらないタイプ。

 

二軒目はすぐ近く『思案橋ラーメン』へ。

店に入ると、カウンターでおでんが煮てあったのでひとまず注文。

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見た目に反して、味はあっさり。定番ネタ以外にもオリジナルなメニューがあって楽しい。

良い感じにお腹が膨れてきたので、シメに『バクダンラーメン』。

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長崎でちゃんぽんではなく、ラーメンというのが良い。バクダンとは、ラーメン二郎顔負けなほどトッピングされたニンニクの塊を指すらしい。

 

ほろ酔いで気分が良くなり、予約していたゲストハウスまで豪華にタクシーを使う。

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坂道に建つ。

 

おやすみなさい